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 それでは、サマタ瞑想のやり方を解説していきたいと思います。

 まず、サマタ瞑想とは何らかの一点に集中し、「心の動きを止める」という事が目的です。仏教的に言うと、サマーディに至る、とも言えます。
 ヴィパッサナー瞑想は「今に気づく」事が目的であり、サマタ瞑想とは異なっています。

 では、実際にやり方を解説しましょう。


①、落ち着ける場所で座る。

 座り方は上の画像のような座り方が望ましいですが、大切なのは「心の動きを止める」という目的です。目的さえ達成できれば細かい手段にこだわる必要は無いと私は考えています。

②、目を閉じる。
 半目にする方法もありますが、私の場合は目を完全に閉じています。集中しやすいからです。

③、呼吸する。
 この時、しっかりとお腹をへこませ、空気は鼻から吸い、ゆっくり腹式呼吸を行ってください。書籍の情報などから、腹式呼吸によるセロトニンの増加が、瞑想にとって重要な要素の1つだと考えられるためです。
 しばらくはなんとなく腹式呼吸を続け、気持ちを落ち着けてから④に入るのもいいでしょう。


④何かに集中する。
 よく言われるのが、「呼吸に合わせて数字を数える」という方法です。例えば、息を吸ってはく間、頭の中で「いーち」と数え、今度は「にーい」と数えるといった具合です。
 数字を数える事に集中し、雑念をなくし、心の動きを止めるという理屈です。
 しかし、上でも書いた通り、あくまで「
心の動きを止める」事が大切なのです。自分が集中できれば、数の数え方など、手段にこだわる必要は無いでしょう。
 私の場合などは、お腹の動きに集中しています。


⑤満足いくまで続ける。
 いつ終わればいいか、悩むところだと思います。自分が満足いくところで終わればいいです。「それでは短くなりすぎる」と思う人もいるかもしれませんが、瞑想を続けていくうちに、時間も自動的に伸びていきます。安心してください。


 大きく分けるとこんなところです。しかし、瞑想を行うと、意外と雑念が浮かんでくることに嫌でも気づくはずです。そういう時は再度数字を数えるのに集中したり、頭の中で「雑念、雑念」とでも唱えれば、雑念は消えてくれるはずです。
 雑念に負けずにしばらく瞑想を続ければ、集中力が高まり、雑念が湧かなくなる瞬間がやってきます。

 この瞑想が終わると、心身ともに非常にスッキリします。

 それではヴィパッサナー瞑想のやり方を解説しましょう。



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